2011年10月10日月曜日

スプレッドの壁

システムトレードで利益を出すためには、いろいろな障壁を
乗り越える必要があります。
いろいろある障壁の中でも、最も気にしないといけない障壁の
一つが「スプレッド」です。

何社かのUSDJPYの「スプレッド」を調査した結果がありますので、まずそれを見てみましょう。
下のグラフは、株式会社テラス様に調査いただいた各社のデモ口座でのUSDJPYのスプレッドの時間的な変化を表したグラフです。
スプレッドの調査日は2011年9月20日です。


この調査結果からは、FXトレードフィナンシャル社がもっともスプレッドが小さく、
スプレッドの時間的な変動もないことが分かります。

システムトレードは、基本的には、利益が出るトレード、損失
が出るトレードを数多く繰り返しながら、統計的な優位性を拠
りどころとして、トータルで利益を出そうという手法です。
スプレッドは毎回必ずトレードの成績をマイナスの方向に引っ
張ります。このスプレッドのトレード成績へのマイナスの影響
は意外に大きいです。

システムトレードにおいて白黒はっきり結論付けられることは
非常に少ないですが、スプレッドに関しては結論は簡単です。

結論
1. スプレッドの平均値は小さいほうがよい。
2. スプレッドの平均値が同じならば、スプレッドの変動が
小さいほうがよい。

システムトレードで利益を出すためには、スプレッドに関して
上の結論の観点から少しでもよい条件を提供している
ブローカーで取引すべきでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿