2013年5月16日木曜日

FXTF MT4 が始めての方向け、EAの「最適化」方法

最適化は、EAが持っているパラメータの値を任意の範囲の中で指定して、それぞれのパラメータで検証を行い、一番パフォーマンスがよいと考えられるパラメータを探す作業です。例えば、移動平均は一般的に5期間、20期間、40期間、50期間などの期間設定を利用することが多いと思いますが、もしかするとその市場には6期間、21期間、41期間、51期間などの期間設定が適しているかもしれません。期間設定を手動で変更して検証することも可能ですが、FTFX MT4の最適化機能を使えば、自動で最適な設定期間を探し出すことができます。
FTFX MT4に最初から入っている「Moving Average」EAを例にご説明します。最適化の手順は次の4ステップになります。
最適化は、EAが持っているパラメータの値を任意の範囲の中で指定して、それぞれのパラメータで検証を行い、一番パフォーマンスがよいと考えられるパラメータを探す作業です。例えば、移動平均は一般的に5期間、20期間、40期間、50期間などの期間設定を利用することが多いと思いますが、もしかするとその市場には6期間、21期間、41期間、51期間などの期間設定が適しているかもしれません。期間設定を手動で変更して検証することも可能ですが、FTFX MT4の最適化機能を使えば、自動で最適な設定期間を探し出すことができます。
FTFX MT4に最初から入っている「Moving Average」EAを例にご説明します。最適化の手順は次の4ステップになります。
1. 「ストラテジーテスター」で通常のEAの検証設定を行います。
「Expert Advisor」から検証したいEAをリストから選択してください。
「通貨ペア」から検証したい通貨ペアをリストから選択してください。
「期間」から検証したいインターバルを選択してください。
「モデル」から1つを選択してください。
「Optimization」にチェックを入れてください。
2. 「Expert properties」をクリックしてください。
 
3. 「Moving Average」というウィンドウが開くので「パラメータの入力」タブをクリックしてください。「MovingPeriod」という項目が見えますが、これが移動平均の期間を指定しているパラメータです。このパラメータにチェックを入れます。そして、「スタート」に検証したい期間の一番小さい値を、「ストップ」に検証したい期間の一番大きい値を、「ステップ」に検証の刻み幅を入力します。例えば「スタート」が3、「ストップ」が21、「ステップ」が3の場合、「スタート」の3から検証を始め、次は6 、9,、12…、「ストップ」の21まで3刻みで検証を行います。最後に「OK」をクリックしてください。
 
4. 「ストラテジーテスター」に戻ったら、「スタート」をクリックしてください。最適化が終了すると「ストラテジーテスター」の下部のバーが緑色になると共に、音が鳴って最適化作業の終了を知らせます。
以上で最適化作業は終了です。最適化した結果は「Optimization Results」でリスト形式、「Optimization Graph」タブでグラフ形式、の結果を見ることができます。最適化結果には損益がプラスになった結果しか表示されないのでご注意ください。検証直後、「Optimization Results」のリスト形式の結果一覧は、損益がよい順番に並んでいますが、コラムタイトル欄をマウスでクリックすることで「Porfit factor(プロフィットファクター)」などの項目を基準に並べ替えることもできます。
 
早速、FXTF MT4に入っているEA、またはご自身のEAで試してみましょう。初期設定のパラメータよりもよい結果を出すパラメータがあるかもしれません!
1. 「ストラテジーテスター」で通常のEAの検証設定を行います。「Expert Advisor」から検証したいEAをリストから選択してください。「通貨ペア」から検証したい通貨ペアをリストから選択してください。「期間」から検証したいインターバルを選択してください。「モデル」から1つを選択してください。「Optimization」にチェックを入れてください。
2. 「Expert properties」をクリックしてください。

3. 「Moving Average」というウィンドウが開くので「パラメータの入力」タブをクリックしてください。「MovingPeriod」という項目が見えますが、これが移動平均の期間を指定しているパラメータです。このパラメータにチェックを入れます。そして、「スタート」に検証したい期間の一番小さい値を、「ストップ」に検証したい期間の一番大きい値を、「ステップ」に検証の刻み幅を入力します。例えば「スタート」が3、「ストップ」が21、「ステップ」が3の場合、「スタート」の3から検証を始め、次は6 、9,、12…、「ストップ」の21まで3刻みで検証を行います。最後に「OK」をクリックしてください。 

4. 「ストラテジーテスター」に戻ったら、「スタート」をクリックしてください。最適化が終了すると「ストラテジーテスター」の下部のバーが緑色になると共に、音が鳴って最適化作業の終了を知らせます。
以上で最適化作業は終了です。最適化した結果は「Optimization Results」でリスト形式、「Optimization Graph」タブでグラフ形式、の結果を見ることができます。最適化結果には損益がプラスになった結果しか表示されないのでご注意ください。検証直後、「Optimization Results」のリスト形式の結果一覧は、損益がよい順番に並んでいますが、コラムタイトル欄をマウスでクリックすることで「Porfit factor(プロフィットファクター)」などの項目を基準に並べ替えることもできます。 

早速、FXTF MT4に入っているEA、またはご自身のEAで試してみましょう。初期設定のパラメータよりもよい結果を出すパラメータがあるかもしれません!